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IllustratorとPhotoshopについて思うこと

  • 執筆者の写真: 田中洋美
    田中洋美
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

パソコンスクール ポップ・スタイルには

Illustrator(イラレ)と Photoshop(フォトショ)の基本を学べるコースがある。


chatGPTに書いてもらった画像です✨
chatGPTに書いてもらった画像です✨

合志市のような小さな市では、Word や Excel を教えるPC教室はあっても、Illustrator や Photoshop まで扱っているところは多くない。

そんな中で、デザイン系ソフトを学べる環境があるのがポップ・スタイルの特徴だと思う。


Illustrator と Photoshop は、興味を持つ人が多いわりに「独学で挫折した」という声がとても多い。

本屋さんで参考書を買ってみたものの、最初のページを開いた瞬間に心が折れた……というのは、デザインソフトあるある。とにかく入り口のハードルが高い。

専門用語も多いし、機能も多いし、画面のどこを触ればいいのかすら分からない。やってみたい気持ちはあるのに、“最初の一歩目”が重いソフトだと思う。


実際、Illustrator や Photoshop は、慣れればすごく便利で楽しいのに、最初の「固い入口」のせいで多くの人が遠ざかってしまう。とてももったいない。

もっと気軽に触れる人が増えたらいいのに、とずっと感じていた。



● イラレ・フォトショが難しい理由は「専門知識」よりも「入口の固さ」

Illustrator や Photoshop は、専門的なソフトではあるけれど、難しさの正体はそこではないと思っている。実際に挫折した人の話を聞くと「操作が複雑すぎる」というよりも、

  • どこに何があるのか分からない

  • どの順番で覚えればいいか分からない

  • 本の説明がそもそも頭に入ってこない

といった“入口の理解”でつまずくことが多い。


つまり、専門知識うんぬんより「最初のドア」が頑丈すぎる。このドアさえ軽くしてあげれば、意外とすんなり使い始められるソフトなのだ。



● 実務経験がある人間が教える意味

講師である私は、約20年ほど印刷会社で紙媒体のデザインをしてきた。チラシ、パンフレット、名刺、POP、会社案内…日々、Illustrator と Photoshop を使う仕事を続けてきた。


その経験があるからこそ、操作説明だけではなく、

  • 実務で本当に使う機能

  • 作業がスムーズになるショートカット

  • つまずきポイントを避けるコツ

  • 「ここだけ押さえておけば大丈夫」という要点

こういう“現場的な視点”で教えられる。

教科書通りの説明だけでは伝わりにくい部分も、仕事の経験があると噛み砕いて解説できる。



● 合志市でデザインを学べる選択肢

合志市で Illustrator や Photoshop を学べる場所が限られている分、少しでも興味を持つ人が「デザインって案外できるかも」と思える機会が増えたらいいと思っている。


・お店のチラシを作りたい・SNSの画像をセンス良くしたい・スポーツチームのポスターを作りたい・副業の幅を広げたい・趣味でイラストを描いてみたい


こうした目的は特別なものではない。ちょっとした知識やコツを知るだけで、十分に形にできる。


そして、デザインソフトが使える人が増えれば、地域の中で作れるものの幅も広がっていく。

「お店のPOPを自分で作れるようになった」「子どもの大会のチラシが作れた」

そんな小さな成功が増えていくと、とても楽しい。



● デザインが身近になる未来へ

Illustrator と Photoshop は、プロのための特別なソフトと思われがちだが、本当はもっと気軽に楽しんでいいものだと思う。

最初の入口さえスムーズにしてあげれば、誰でも使えるようになる。そして、使えるようになると、日常の「作りたい」が一気に広がる。


合志市の中でも、デザインを楽しむ人がもっと増えていけばいい。そんな思いから、ポップ・スタイルではデザイン系ソフトを安価に学べる環境を整えている。

Illustrator や Photoshop を使える人が増え、地域にもっとデザインが根づいたら、それはとても嬉しいことだ。


 
 
 

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